騎西町のなしは平成18年から台湾へ輸出されています。
なしを輸出するにあたっては、国の基準を満たすため、選果施設の登録や選果技術員の育成、さらに生産する園地を登録するなど様々な手続きや作業が必要です。
輸出先の台湾は、持ち込んではいけない害虫にモモシンクイガが指定されており、騎西町のなし生産者はフェロモントラップによる発生予察や交信撹乱剤(強いフェロモンを出すことでオスとメスが交尾しにくくなる薬剤)を設置するなど万全の体制を敷きました。
また輸出するなしについては1果ずつコンプレッサーのエアをかけて細かい汚れなどを落とし、厳選して台湾へ輸送しました。
台湾では平成18年9月に販売キャンペーンを行い、当日は騎西町梨選果所利用組合の代表者3人が実際に店頭に立って豊水を販売しました。
台湾でのなしの販売価格は運賃や関税がかかることから、1個当たりの価格は1000円となり非常に高価な物となりました。
しかし試食販売を行った結果、輸出した果実全量を完売することができました。
平成19年には豊水に加えて、埼玉県が開発した「彩玉」を輸出し、現地から「大変美味しくて大きな果実である」と高い評価を得ることができました。
平成20年には全戸が台湾への輸出園地として登録し、厳選したなしを輸出します。
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